生活習慣病ってどんな病気なの？？

不健康な生活習慣を続けることにより、発症する病気のことです。
高血圧、糖尿病、脂質異常症が代表的なものですが、薬物療法と並んで生活習慣の改善が重要です。

当院では、体験型生活指導を実施しておりますので、お問い合わせいただければ幸いです。

高血圧は自覚症状がほとんどないのですが、放っておくと動脈硬化の進展のみならず心筋梗塞や脳卒中のような重篤な疾患を引き起こすことになります。

早いうちに治療を行い、140/90mmHg未満の血圧コントロールをしていくことが大切です。

そのためには、薬物療法とともに減塩や適度な運動などの生活習慣の改善が必要です。
当院では、りくカフェの減塩、バランス食を体験していただくことにより、患者様の意識改革を目指しています。

また、患者様には自宅血圧測定をお願いしていますが、日常の血圧の推移を知ることによる治療効果も期待しています。

当院では、インスリン分泌が保たれている軽症糖尿病の治療を主に行っています。
下記のような食事指導をしていますが、適宜糖尿病教室や管理栄養士による指導もおすすめしています。

糖尿病の食事指導

1. パン、ラーメン、イモ類を減らす
2. 糖分の多いもの（菓子、ジュース類）を控える。果物は食事の最後に食べる。
3. 3度の食事以外、間食、夜食を控える
4. 朝・昼・夕食を規則的に（5.5～6時間の間隔）
5. 油物を少なくする
6. 野菜、海藻、きのこなどを増やす
7. 食べる順番に気を付ける
   野菜→肉・魚・卵→ごはん
8. ゆっくりよくかんで食べる
9. アルコールの飲みすぎに気を付ける

多くは不適切な食生活、大酒、運動不足によりますが、動脈硬化の大きな原因となります。

当院では生活習慣の改善をすすめるとともに、薬物療法の選択には心電図、頸動脈エコーなどの所見も参考にしています。